「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子
高校生の陸上部員が主人公の青春小説。
放課後にトラックを疾走する陸上部員はみんな寡黙で、目は前を見据えていて、なにか走りながら自分と対話しているような趣があった。
ストイックで孤独な自分との戦い。
そんなイメージだったが本書を読んで少しイメージが変わったかもしれない。特に400メートルリレーに関する描写は陸上の団体競技としての一面を教えてくれたと思う。
3部冊で長編だけど全体に読みやすく、すっと読める。
けど、少しさわやかすぎるかも。高校生男子はもっとモヤモヤしていて、汗臭くて、イヤラシイはず、と思うのは年を取った証拠か。
放課後にトラックを疾走する陸上部員はみんな寡黙で、目は前を見据えていて、なにか走りながら自分と対話しているような趣があった。
ストイックで孤独な自分との戦い。
そんなイメージだったが本書を読んで少しイメージが変わったかもしれない。特に400メートルリレーに関する描写は陸上の団体競技としての一面を教えてくれたと思う。
3部冊で長編だけど全体に読みやすく、すっと読める。
けど、少しさわやかすぎるかも。高校生男子はもっとモヤモヤしていて、汗臭くて、イヤラシイはず、と思うのは年を取った証拠か。
2008-12-18 13:26
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(1)
陸上と聞くとどこか懐かしくて、自分の青春の思い出なのかなと思ってしまいます^^;読んでみようかな。outlawさんの青春の思い出は何ですか。
by しろ (2008-12-18 22:11)